石居のお早う日記: 石居のお早う日記　２０１９年　 -054-

３月１６日　土曜日　晴れ

　長らく日記が中断していてごめんなさい。２月２３日から現在までの状況をまとめてご報告いたします。

２月２３日　土曜日　晴れ
　
　日中、銀座の画廊で開かれているアンチーム展に足立真央さんの作品を観にいったりして、午後７時過ぎに帰宅したところ、家内が居間の床にはいつくばっていた。ほんのちょっと前、居間の椅子から滑り落ちてへたり込んだらしい。
　彼女はベッドから歩行器（いわゆるシルバーカーとも呼ばれる４輪の歩行器）へ、歩行器から椅子へ、椅子から歩行器へと移動できるし、歩行器から伝い歩きもできるのであるが、床から椅子やベッドには上がれない。仕方ないので抱え上げようとしたら、一緒に転倒して、腰の背面を打ち、痛くて歩けなくなった。
　仕方なく救急車を呼び、救急隊員に家内も僕もベッドに運んで寝かせてもらった。僕は病院にすぐ行くべきだと思ったが、入院となったばあい、家内の世話を誰かに頼む必要がある。丁度、兄からの忠告で家内を介護施設に入れる手続きをしていたときだったので、そのことを含め子供たちに連絡をして、後事を託す必要があると考えたので、病院行きはその翌日２４日にした。
　この時点までに僕には二つの過ちがあった。一つは兄の忠告をもっと真剣に聞いて、少し前に家内を施設に入れておくべきだったということ、もう一つは、家内が床にへたっているのを見た時点で、すぐに救急隊を呼んでベッドに運んでもらうべきだったということである。

２月２４日　日曜日　天気不明

　昼前に救急車にきてもらい、たまたまベッドが空いていた近くの安東病院に救急搬送、直ちに入院となった。腰椎の背面を骨折したとの診断だった。しかし、整形外科医は火曜日にしか来ないという。とんでもないところに担ぎ込まれた。骨折部の痛みははげしく、寝たまま腰を動かせない状態。

２月２５日　月曜日
　
　内科の勝田先生が現れて、鎮痛剤で処置してくださった。胸に張る小さなテープ（ノルスパン・テープ５ｍｇ）と飲み薬（カロナール３００）。木曜日には MRI を撮るという。
痛みは少し和らいだ気がする。

２月２６日　火曜日

　午前中、腰部と胸部、正面からと側面からのレントゲン写真を撮る。午後、整形外科の長瀬医師が現れ、以前骨折したところの塀部を骨折したとの診断、MRIは撮らないとのことだった。コルセットができたら直ちに本格的なリハビリをするそうだ。

２月２７日　水曜日

　隣のベッドの人は糖尿病らしく、インシュリン注射を食事前にするのはいいか、食事後にするのがいいか、血糖を測って調べている様子だった。　
　食事がひどい。

２月２８日　木曜日　

　終日雨の予報