2016年7月10日日曜日

石居のお早う日記 2016年  -301-


7月9日 土曜日 雨


 午後、上野の都美術館と国立博物館を訪れたときの写真。前者はポンビドー美術館展、後者は特別展示「微笑みの御仏」と題する日本と韓国の半跏思惟像の展示だったが、後者は1000円も取ったのに、日本は中宮寺のもの一体と韓国も同じころの一体とたった2体、これで1000円とはちょっとひどすぎる。最終日なので結構人が入ってたが。ポンビドー美術館展のほうはがら空きでゆっくり眺められた上に2000円、知らない画家のが多かったが結構楽しめた。
 もっとも、東博では偶然きわめて興味深いものを発見した。昨夜学士会館で聴いた国立科学博物館副館長の人類学者、篠田謙一氏の講演「古代ゲノムで解明する日本人の成立」という講演の最初に、2014年に小日向の「切支丹屋敷」跡地から出てきた人骨の一つが、ゲノム分析の結果新井白石に影響を与えたのち死刑になったイタリア人宣教師Giovanni Battista Sidottiのものであろうと推定されたという興味深い話があった。
 ところがなんとこのSidottiの持ち物で長崎奉行所にあったという、聖母像「親指のマリア像」が展示されていたのである。奇しくも1714年に死刑にされたシドッチのDNAとその持ち物だった聖母像とが。この上野の隣り合った博物館に存在しるのである。こんなことは奇跡的である。




新宿駅構内のある喫茶店で





ここで昼食をした










上野の街の歩道にもパンダ






上の公園入口には蛙、雨が降ってるので心なしが元気に見える





ながーーい、咲き終わりのタチアオイ 観音堂下で






歩いている人のほとんどが外国人観光者





東京都美術館入り口で





これを見た





芸大ではこれをやっているらしい、そのうち見に行かなきゃと思った





東博を目指していくと





東博本館の壁面にはこれが





一般展示の中にこんあものがあった





前記のように、隣の科学博物館で調べた2014年小日向で出土した人骨が
なんと、この絵の持ち主のものだと推定されたと昨日聴いたばかり





これは伊東マンショの像





一般展示の日本刀、この頃若い女性に人気










東京駅を経てオアゾでコーヒーを飲む







東京駅丸の内北口





駅のホームで






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