2019年7月13日土曜日

石居のお早う日記 2019年  -170-


7月13日 土曜日 曇り一時晴れ間

             今日の話題:マスクメロン
 

 かつて学芸大学の生物学の藍教授のお世話で、同大学で非常勤講師として何年間か講義をさせていただいたことがありまし。そのとき小金井の駅と大学の間を車で送迎してくださったり、講義の後にお茶を出してくださったりしてお世話してくださった藍教授の愛弟子の学生さんがおいででした。その人の結婚式に藍先生ともども招待していただいたりしたりして縁が深くなり、2児の母とおなりになった今も季節季節のご挨拶を送っていただいています。先日も見事なマスクメロンを送っていただいたのです。
 マスクメロンを見るたびに思い出すことがあります。マスクメロンなどは高級すぎて私などには手も出なかったころでした。同級生で親友でありのちには同僚となった安増郁夫(故人)からメロンが到来したから食べに来いとの電話がありました。さっそく駆けつけると仲良しの内藤豊と河野晴也(故人)も来ていて、薄い4切れのマスクメロンを4人でむさぼるようにして食べました。感激のあまり、食べ終わったメロンの皮は端をつまんで持ち上げると、だらりと下に垂れ下がるほど薄くなってしまいました。それでも食いしん坊の我々は、この皮をミキサーにかけてジュースにして飲んでしまい、あとには何も残りませんでした。
 私はそれから数年たった1958年、コロンビア大学の助手に雇われて、米国に渡ることとなり、大学の研究室に近いマンハッタンのウエストサイドに住むことになりました。さっそく、当時は日本にはまだなかったスーパーマーケット(セーフウエイ)に買い物に行った驚いたのは、食品が豊富かつ多様で日本では高価なメロンがニューヨークではでたらめに安いこと、日本では手に入らなかったグレープフルーツも安いことでした。さらに、我々は一個のメロンを何切れにも切り分けて食べていたのに対し、米国人は、1個のメロンを半分に切って、それをスプーンですくって、丸まる半個を一時に食べてしまうことでした。これに感激した私は毎日のように、メロン半個とハーフ・グレープフルーツを食べていました。

 写真は先日送っていただいたメロンが今日、食べ時となったので半分に切って食べる直前のものです。香りが高く、かつ甘くて非常に美味でした。旧友たちと貪り食った時のこと、ニューヨークで半分に切ったのを毎日のように食べていた時のことを思い出しながら、そして送ってくださった I さんのご厚意に感謝しながら賞味させていただきました。

 


今日の日記


朝の気温は昨日より少し上がって20℃で午前中に一時晴れそう





風は弱く湿度はかなり高い






関東に雨域はない




東北地方以外は雲に覆われている





梅雨前線の中央が消滅




朝の南の空、雲が薄いところがある





遠方の景色は霞んでいる





10時ころには天頂付近が晴れた





日差しがあった





夕方には再び曇りとなった





昼を食べに出たので3000歩を超えた





すべての写真を見るにはここをクリックしてください





0 件のコメント:

コメントを投稿