2019年7月20日土曜日

石居のお早う日記 2019年  -176-


7月19日 金曜日 曇り一時晴れ

 古い絵画に残る柊鰯 その2 浮世絵

 勝川春章の浮世絵に「婦女風俗十二ヶ月図」というシリーズ作品の「十二月節分」という高さ115㎝、幅27㎝という割と大きなものがあり、ここには美しい三人の女性が柊鰯を門口に刺している姿が描かれている。




 この絵の題名「十二月節分」というのについて少し説明しよう。節分というのは本来、各季節の始まりの日(立春、立夏、立秋、立冬)の前日のことであり、ことに立春の前日をさすことが多い。江戸時代までは旧暦で新年(立春)の前日、すなわち大晦日が節分だったのである。新暦の現在の節分は1985年から2020年までは2月3日であるが、それ以後は歳によって変化し2日、3日、4日のどれかとなる。

 この絵は10台と思われる娘が母に抱きかかえられて門口に柊鰯を刺していて、それを祖母と思われる女性が見守っていると思われる。足元の台にはさらに何本かの柊鰯が置いてあるので、家の裏口など他のでは入り口にもさすのではないかと思われる。実際、私の近くの家で門口のほかに家屋の四隅にもさしてある例や裏口にもさしてある例があった。

 この浮世絵は3人の女性の姿が美しく描かれているだけでなく、その服装の違いも興味深い。
 


日記


朝から気温がやや高く、日中も30度を超えそうな予報になっている




埼玉県には小雨の地域がある





気象衛星の写真では梅雨のない北海道を除き日本列島は雲に覆われている





短い梅雨前線は日本海岸沿いから東北地方を横切って太平洋に伸びている




6時ころの気象レーダーでは埼玉県付近には点々と小雨の地域が散らばっている




8時半には静岡県のほうから大きな雨域が東進してきた




11時半について予報では雨域は北上しなくて東京都の上を通り過ぎるようだ




朝6時ころの南の空は雲に覆われていた




それが10時ころから雲が切れはじめ降る頃からは北東のほうから青空が広がった




中庭の白ユリにはさんさんと陽光が





ヒメリンゴの上にも青空が





団地のコムラサキの花





団地の雑木林の上にも青空が広がっていた





ユキヤナギの枝の影





団地の建物の上には真っ白な雲が





芝富士の公園のムクドリ




芝富士にも白いユリが





団地の外れの銀杏並木の上にも青空





西友の脇の家の槿の花





午後6時ころには雲が広がり、やがて小雨となった





暗くなり始めた南の方向





今日は8700歩、歩くのが急に楽になった





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